こんにちは、小松レイです。
私はかれこれ10年以上少女漫画を愛読していたわけなのですが、久しぶりに胸がおどる作品に出会えたので紹介及び熱弁させていただくことをお許しください。
私の少女漫画遍歴について
幼少期より、王道な作品から年齢を重ねるにつれコアなものまでたくさん読み漁ってきました。
幼ない頃は私も純粋無垢だったため、少女漫画読むたびに理想が膨らんでいき「私もこんな恋が・・・」なんて思っていたりしていました。
しかし、大人になった今は流石に自分の理想と現実がずいぶん乖離していることに気づきました。
なので、「私も・・・」なんて高望みは致しませんので、せめてもの栄養補給のために読んでいるという感じです。
現実では摂取できない養分が少女漫画にはあるのです!!
稲妻とロマンス

出典『稲妻とロマンス』(みきもと凜/講談社)第6巻表紙より引用
久しぶりにドンピシャな作品に出会いました。
最近の少女漫画もちょこちょこ見てはいたのですが早期離脱してしまうんですよね。
この作品の著者はとても有名な方なので、(代表作:「近キョリ恋愛」「午前0時、キスしにきてよ」)
この作品も発売当初から話題に上がっていたはずで少女漫画好きなら知らない人はいないと思います。
先日、第1巻〜最新第6巻を一気読みさせていただいたのですが、なぜもっと早く読まなかったのかという後悔に苛まれております。
因みに、2021年に第1巻が発売されているので、4年越しの遅すぎるレビュー記事であります。
ひたすらこの漫画の魅力を熱弁するだけなんですが、最後まで付き合ってくれると幸いです。
私がこの漫画を推す理由
今回は、私のこの漫画への思いを語る記事という事なので、あらすじは省かせていただきます。
この漫画の魅力を説明すると非常に大きくわけて3つございます。
1.描写が全て美しい
2.重すぎる
3.ヒーロー・ヒロインともにギャップがエグい
1描写が全て美しい
これは作画・セリフ含め描写されているものが全て美しいという意味になります。
イラストもすごく好みだし、ヒーロー・ヒロインどちらもビジュアルが神がかってるんですよね。
また両者から出てくる言葉も美しすぎて、何度グッッと来たかわかりません。
通常、名言ぽい言葉というか明らかな決めセリフみたいなものがあると、「決めたなー」と内心で思ってしまうこともあるのですが、
この漫画で出てきたセフリフに対してはシンプルに「すげ〜」って思ってしまうんですよね。
恐らくですけど、台詞のインパクトに一切負けないほどのビジュアルがあるからこそ全く違和感を感じる事がなく、
ただただ美しいという感情で完結できているんじゃないかなと思います。
2重すぎる
これは2つの意味で重すぎる。
まず、最近の少女漫画ではヒロイン溺愛系が主流になってきていると思われます。
この漫画もヒロイン溺愛系なのですが、溺愛という言葉を超越するほど重いです。
第5巻にあった、とあるセリフを見てそう感じました。(見ればわかる)
正直、私には想像できないほどの気持ちの重さなので、投影して読むことは出来なかったですね。(そこも面白い)
2つ目は、ヒーローの過去が重すぎる。
男の方に何かトラウマがあってヒロインのとの関係がギクシャクするといったストーリーはよくある話だと思います。
その話も大体予想ができる範囲の話だったりするわけですが、この漫画に関しては流石に予想がつかないくらい重い過去でした。
というかそんな過去あってよくヒロイン、男(ヒーロー)のこと好きになれたなって思いました。
普通、いきすぎた展開だと離脱するんですけどね、、、。
だけど、ヒロインの性格とかそれまでのストーリーを踏まえると、その答えは必然なんだなと腑に落ちてしまします。
3ヒーロー・ヒロインともにギャップがエグい
そうギャップがエグいんです。
ヒロインはいつもは温厚で可愛い感じなのですが肝心なところでメチャクチャ男前でかっこいいんですよ。
私は普段少女漫画を読む時に決めている事がありまして、「ヒロインが魅力的じゃなかったら読まない」という事です。
少女漫画を読む時、ある程度自分をヒロインに重ねてストーリーに入っていくと思うんですけど、
魅力的じゃないヒロインに投影なんてしたくないというのが私の意見です。
魅力といっても何を魅力と思うかは人それぞれなので、個人的な判断になります。
続いてヒーローのギャップについてですが、クール・甘い・野獣の3コンボ達成です。
普段は冷静で落ち着いた感じですが、急にスイッチ入って野獣になったり、気が抜けた時は甘くなったり、
読者の感情揺さぶりすぎです。
そんなギャップありすぎる2人もまた、お互いに揺さぶりあっているから見ていて楽しい気持ちになるんでしょう。
まとめ
自分でやり出しておいてあれなんですが、ここまでスラスラかけると思ってなかったです。
自分が思っていた以上に熱が溢れていたのでしょうか笑
とにかく、ここまで私の長たらしい私利私欲を納めた記事を見ていただき誠にありがとうございました。
ぜひまた第2弾でお会いしましょう。お疲れ様でした。